3月14日のホワイトデーと言うと、バレンタインデーの
お返しの日だということはみんな知っていることでは
ないでしょうか。
ホワイトデーの由来と言えばやっぱりバレンタインデーの
由来に関係することなのかと思っている人が多いと思います。
しかしホワイトデーはなんと!日本で生まれた風習だった
のです。
なんだか急に心のどこかがガッカリしている自分がいます。
ちょうど20年ほど前に日本でバレンタインデーという風習が
当然のようになってきました。
それによってチョコ業界はとにかく1年の儲けの多くを
この時期に売上げるほど儲けることができるようになった
のです。
そんな業界に対して、チョコ業界にあやかって
「お返しのお菓子をどうぞ」というお返しの贈物を宣伝
したのです。
ホワイトデーの元祖ははっきりしていないようですが、
それぞれの会社でバレンタインデーのお返しという宣伝を
したようです。
しかし調べていくと福岡の老舗和菓子店の石村萬盛堂が
3月14日にバレンタインチョコのお返しに白いマシュマロを
送ろうという宣伝で売りだしたとも言われているようです。
それから「右にならえ」で多くの製菓業者が3月14日の
ホワイトデーは、お返し贈る日として盛り上がりを作った
ようです。
ホワイトデーの名前の由来ですが、これもまったく
バレンタインデーとは関係ないようです。
ホワイトデーと銘打って大々的に売りだしたのは1980年初めに
銀座のデパートだったので、ホワイトデーの名付けの親は
そのデパートということになりそうですね。
3月14日というのも2月14日の丸々1カ月ずらしただけと
いうのがやっぱり日本的とも言えそうです。
やっぱり日本が商売のために始めた風習だと知ったら、
ちょっとガッカリして夢がなくなってしまったのはわたし
だけでしょうか。
でも女性としてはやっぱりプレゼントがもらえるなら、
ホワイトデーの由来とは関係なく、やっぱり嬉しいもの
ですね。
現在は夫婦や恋人の中では、結局ホワイトデーという名前を
借りたプレゼントデーのようになっているのかも知れません。