クリスマスが近づくと、街の中もクリスマスツリーが
奇麗に飾られて、見ている方もわくわくしてきます。
さてこのクリスマスツリーですが、飾る意味って知っていますか?
まずもみの木を使うのが原則ですが、もみの木は針葉樹で
いつまでも変わらない永遠の命という意味があるそうです。
また聖書のアダムとイブが最初に食べてしまったリンゴの木の
代わりにもみの木を使ったとも言われています。
リンゴの木は知恵の木として、クリスマスツリーにリンゴを
飾るようになったとも。
そしてもみの木に飾っていたリンゴが、だんだん丸いいろいろな
色のボールのよう飾りに変わって来たと言われています。
そして、てっぴんに1つの星を飾りますが、
これはキリストの誕生のときに、遠くにいた賢者たちを輝く星によって
キリストの誕生した馬小屋まで導いたという意味があるのです。
また天使はキリストの誕生を祝っている天使であり、
ベルは教会中のベルが鳴り響いているところを表しているのだとか。
柊の葉と赤い実は、キリストがいばらの冠をあぶらされて十字架に
貼り付けられたことを表しています。
またキリスト教のたとえから、ヤギの飾りは人々を表し、
羊飼いは杖で人を導く神を表しています。
そのため杖のキャンディなどを飾るのです。
また白い色はキリストの清い心を表し、雪の代わりに
もみの木に綿を使って乗せます。
また赤は十字架に貼り付けられたキリストの流した血を表しており、
赤いリボンなどを飾ります。
このようにキリストの誕生をお祝いするクリスマスに飾るツリーには
いろいろ意味があるのです。
最近はこのような意味をあまり考えずに単なる飾りとして、
デザイン的に素敵なものもたくさん飾られています。
しかしどれもクリスマスのお祝いという意味なので、
それぞれ問題ないのではないでしょうか。
ただしクリスマスはキリストの誕生を祝うキリストの誕生日のお祝い
ということを知らない人は、是非その意味だけは知っておきましょう。
一瞬でもキリストに「おめでとうございます」の気持ちを
忘れないようにしたいものです。