お中元

ところでお中元の意味ってなんだっけ?

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お中元の意味を考える

 

お中元の中元というのは道教の習俗の三元という
上元、中元、下元というところから中元が
7月15日ということで人間の贖罪の日
なっています。

 

つまり1年の懺悔の意味があります。
神に火を焚きお祭りしていたところから先祖供養へと
意味が変わります。

 

そこから知人への感謝の気持ちを表わすために贈りものを
するという意味に変わったものが現在のお中元なのです。

 

つまり簡単に言えば暑い日々が続く夏になって、
お元気にお過ごしくださいという意味といつもお世話に
なっていますというお礼の気持ちを表わすのがお中元なのです。

 

でも今はそのお中元を合理的に考えると、もういらないので
はないかという風潮もあります。

 

でも利害関係だけでのお中元はもう意味がないかな
という気もします。

 

でも人に感謝するということをかたちで表わす
お中元などの風習はとても素敵にも思います。

 

純粋に人間関係に感謝がしたい意味をお中元というかたちで
表わすのは、なくしたくない日本の素敵な風習にも思えます。

 

意味の無い義理のお中元はやめて本当に心のあるお中元
するならとても意味があると思います。

 

バレンタインデーも義理チョコはそろそろ卒業しても
いいのではないでしょうか。
本来の意味を大切にするなら無駄なことはしなくても
いいように思います。
お中元も結局同じことが言えるのではないでしょうか。

 

日本人は決りやしきたりが昔は多かったようですが、
その中にはきちんとした意味があり、意外と素敵な意味
だったりします。

 

心を大切にしていた日本の古くからのしきたりは少しでも
残しておきたいような気もします。