お彼岸

お彼岸の仏壇へのお供え物について

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お彼岸の仏壇へのお供え物を考えるときに、
お彼岸についての意味をまず知っておきましょう。

 

 

まずお彼岸というのは春分の日と秋分の日に極楽浄土が
ある真西に太陽が沈むことから由来しています。
春分の日と秋分の日を中日として前後3日ずつの
合計7日間をお彼岸と言います。

 

 

お彼岸の一週間の始まりをお彼岸の入りと言い、
最終日をお彼岸の明けと言います。
また春のお彼岸は彼岸と言い、秋のお彼岸は秋彼岸と
言われています。

 

 

実際は家族揃ってお墓参りするのが良いとされています。
お墓参りの際にはお墓をきれいにして、お供えをして
祈ります。

 

 

そして自宅の仏壇もきれいに掃除をして秋にはおはぎを、
春にぼたもちをお供えしましょう。
とはいっても、お供えしたいなと思ったものなら
なんでも心が通じるのではないでしょうか。

 

 

一応決りということではおはぎとぼたもちです。
でも亡くなったお父さんはタバコが好きだったからと、
タバコを1本お供えする人もいます。

 

 

おせんべいの好きなおばあちゃんには、おいしいおせんべいを
お供えしてもいいでしょう。
あとは、好きなものを食べてもたいたいという気持が
大切なのではないでしょうか。

 

 

他にも精進料理や果物などもお供えにすることが多いようです。
お盆の時期には殺生はいけないという仏教的な教えから、
魚や肉などは避けることだけは覚えておきましょう。

 

 

お肉やお刺身の好きだった故人にはお彼岸からずらして、
仏壇に上げるようにしましょう。