父親へのプレゼント

父の日の発祥について考える


 

 

父の日の発祥はアメリカワシントン州の
ジャン・ブルース・ドット婦人によるものだと
言われています。

 

彼女のお父さんは妻が先立ってから子供6人を1人で
育てたとのこと。
今でいうシングルファーザーということです。

 

そしてドットさんは母の日というものがあることを知って、
父の日があってもいいはずと思い、父の誕生日である
6月の日曜日に父の日をしたいと願い出た
のです。

 

それから毎年6月の第三日曜日に教会では父の日の
お祈りをするようになりました。
これが1909年のことです。
それからアメリカ中にだんだん広まっていき、
1916年には全土で行われるようになったとのこと。

 

正式に祝日として認められたのはそれから55年近くたった
1972年のことです。
それまではアメリカの中では有志が父の日を祝って
いたようです。

 

そして日本には1950年からアメリカの動きの影響を受け、
一般的に行事として考えられるようになったのは
1980年頃からと言われています。

 

また日本ではファーザーズ・デー委員会があり、
父の日の黄色いリボンキャンペーンが行われています。
黄色いリボンは幸せの象徴ということもあって
その年に活躍したお父さんにイエローリボン賞
贈られています。

 

このように父の日は、母の日があるなら父の日もということで
始ったものだったのです。
確かに父も母もみんな大切な人です。
親に感謝をするという動きは世界各国で共通ということも、
なんとなく嬉しい気持ちがしてきます。

 

しかしお父さんのいない人は、やっぱりちょっと淋しい
気持ちになることもあるのではないでしょうか。
最近は離婚も多く、特に父親のいない子供にとっては
あまり意識したくない1日にならなければいいと思う
ばかりです。

 

さて、もしお父さんがいらっしゃる方は、
是非ちょっとしたものでもプレゼントをしてはいかが?
ちょっとのことでも親は子供からのプレゼントは
とても嬉しいものです。

 

日本では子供と親の関係が薄くなっている傾向があるとのこと。
だからこそ淋しく感じているお父さんもたくさんいるのです。
きっと子供からの父の日のプレゼントは涙が出るほど
嬉しいはずですよ。