彼女へのプレゼント

金属アレルギーの彼女へのプレゼントはどうする?

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12月になると普段は女性ばかりの宝石店に男性が駆けつけます。彼女へのクリスマスプレゼントを買いに来るためです。プレゼントというのは異性に送る場合はとても迷います。

 

同姓なら「これを贈れば喜んでもらえるだろう」という見当がつくのですが、異性の場合は結構頭を抱えます。それで手っとり早いところ女性には指輪やネックレス等のアクセサリーというのが定番になり、この期間だけは宝石店に男性が駆けつけます。

 

しかし、近年金属アレルギーという女性も多発しそういう場合は話が別です。

 

■金属アレルギーとは?

 

金属アレルギーというのは金属に対して反応する病気みたいな物なのですが、金属に触れると肌に炎症がおこったり、かぶれたりします。ですのでピアスをすると耳がかゆくなったり、指輪をするとその部分がはれ上がったりします。

 

突発的に発病するもので、去年まではどんな金属も大丈夫だったのに、ある日突然反応するようになったということもあるそうです。そして、この金属アレルギーは治療は不可能。

 

一度かかると治る可能性は少ないようです。それでは金属アレルギーの人は一生女性の喜びとするアクセサリーを身につけることは不可能なのでしょうか?一生アクセサリーをプレゼントとして受け取ることは不可能なのでしょうか?

 

■金属アレルギー対処法

 

そんなことはありません。金属アレルギーはみんながみんな、全ての金属に反応するわけではないのです。鉄やチタン等の低下層の金属には反応しても純金やプラチナ等には反応しない人もいるようですし、又その逆もあります。

 

私が知っている人の中でも金属アレルギーの人はいますが、結婚指輪は毎日されています。その方はプラチナには反応がでなかったそうなので、ちょっと高くつきましたが、プラチナ製の結婚指輪を購入されました。

 

金属アレルギーは治療ができない病気なので、原因となる金属を遠ざけることが対処法となります。

 

■金属アレルギーの対象となる金属

 

金属と一言でいっても、鉄、ステンレス、銅等いろんな種類があるようですが、金属アレルギーの人に一番反応する金属はニッケル、コバルト、すず、パラジウム、クロム、亜鉛、鉄銅等が代表的なようです。

 

逆に反応を起こしにくい金属はチタン、ステンレス、金、銀、プラチナあたりだそうです。こうして見てみると、お値段的にも価値的も高い金属はあまり対象にならないようです。


そして逆にそこらへんに転がっている金属に反応がでやすいようですね。こういう結果を見てみると、金、銀、プラチナのアクセサリーはプレゼントしても彼女は困ることはありませんが、つめきりや安物のアクセサリー等は贈ることができないということになります。

 

■金属アレルギーの女性へ

 

女性にとって金属アレルギーという病気は結構ショックがきつい物だと思います。例えば爪切りで爪を切ろうとすると金属製の爪切りが指にあたるとそこから発症していきます。

 

フライパンで料理をするとそこから発症していきます。私達の身の回りには金属がたくさんあります。アクセサリーどころの問題ではありません。この厄介な病気とお付き合いしていくためにはまず自分の病気を良く知る必要があります。

 

病院に行けば血液検査でどんな金属に反応するのかというのが分かる場合もあるそうです。金属アレルギーというのは金属に触れなければ一生症状がでることはありません。

 

自分がどんな金属に反応し、どんな金属に反応しないのかということを知ることが一番の治療法と言えるでしょう。「金属アレルギーだからアクセサリーは・・・」というのは間違った考えです。

 

アクセサリーは素材を選べば、他の女性と同じように身につけることが可能です。だからがっかりする必要等どこにもありません。

 

■まとめ

 

近年金属アレルギーの女性は増える一方です。治ることがないのでこれからもますます増えるでしょう。そんな人を彼女に持った人はプレゼントに頭を悩ませるのではなく、彼女の症状を把握したうえでアクセサリーをプレゼントするといいでしょう。

 

受け取る女性もあらかじめその旨を伝え、密なコミニュニケーションを計れるようになれば何も問題ありません。アクセサリーをプレゼントされて喜ばない女性はほとんどと言っていい程いないでしょう。

 

そんな彼女の喜ぶ顔を見る為、そんな顔を彼氏に見せれるよう互いが理解しあう心が大切なのです。金属アレルギーはいわゆる不治の病の一種ですが、お付き合いの仕方によってはさほど苦痛になる病気ではないと思います。

 

自分の症状を把握し、それに気をつけて生活すれば大きなトラブルになることはありません。逆に皮膚薬をあれやこれやと試す等という行動はあまり推奨されるものではないでしょう。

 

賢く病気とお付き合いするという心構えがあれば乗り切ることができる病気です。突然発病するというやっかいな病気ですが、慌てずに医師にかかり、冷静に対処して頂きたいと思います。