出産祝いのときにも、そのお返しの内祝の
ときにも熨斗を使いますが、そのときに
水引きはあわじ結びを使うという人がいます。
でも、あわじ結びは使わないという人もいます。
さてどちらが出産祝いのときには使うものなの
でしょう。
水引きはおめでたいときには紅白を使います。
結び切りの場合はほとんど紅白ですが、あわじ
結びとなるとちょっと豪華な結び方なので金銀
などのときもあります。
さて出産祝いは何度もまた起こって欲しい
おめでた事ですね。
ということはもちろん出産祝いには蝶々結びの
水引きがおすすめです。
でもこれは関東のしきたりで、何度も続くことを
めでたいとする出産祝いの場合は、あわじ結びで
なく蝶々結びにします。
それはあわじ結びを結び切りというふうに考える
からなのです。
結び切りは二度とないようなことのお祝いと
いうことで、結婚祝いや快気祝いのときに使い
出産祝いには使いません。
つまり関東では結婚祝いや快気祝いのときには
あわじ結びを使います。
関西は関東とは違い、あわじ結びは結び切り
ではなく、結び切りでも蝶々結びでも共通に
使えるという認識なのです。
そのために出産祝いはあわじ結びを使うと
いう人が多いわけなのです。
出産祝いにはあわじ結びより蝶結びにした方が
無難です。
そして出産祝いの内祝いの水引きもやっぱり
蝶結びにしましょう。
関西の人でも住んでいる地域のデパート
などでは、やはり出産祝いの場合はあわじ
結びでなく関東とも共通の蝶結びを勧める
ところがほとんどです。