お歳暮やお中元には「のし」はつきものですが、
残暑見舞いにもやっぱり「のし」はいるのでしょうか。
もちろん残暑見舞いにも「のし」は必要です。
「のし」には中央上部分に残暑見舞いと書き、
中央下に名前を各ようにしましょう。
「のし」の書き方は簡素化されていますので、
最近は残暑見舞いの「のし」にあまり神経を
使わず筆やマジックで書いても大丈夫です。
残暑見舞いの「のし」などは薄墨にならない
ことだけは注意しましょう。
残暑見舞いの「のし」には「外のし」「内のし」
があります。
デパートなどの包装紙が梱包代わりになるので、
商品に直に付ける「内のし」が多くの人が使う
ようになってきました。
もともとはその荷物がどんな荷物かということを
知らせるための意味もあるので「のし」は「外のし」
が正しいとも言われています。
しかし今は残暑見舞いを贈る方が決めることが
できる場合が多いようです。
残暑見舞いの「のし」の場合水引きは一般的な
贈り物用の紅白蝶結びでまたの名を花結びとも
言われるものを使いましょう。
これは何回でも結び治せるということで、
何回でもこのような贈り物を繰り返したいという
意味を込めているのです。
残暑見舞いの場合は赤白が一般的ですが、
金銀でも間違いではありません。
しかし商品の金額にもより一般的な残暑見舞い
では使わないようです。
残暑祝いの「のし」にはメッセージが印刷
されているものまで今は種類があります。
そういう意味では欧米のカード的な要素のある
「のし」も使われています。